上高地キャンプ場で充実のメニュー!! 森のリゾート小梨 売店 小梨平食堂
2016年8月のお盆連休に家族で上高地へキャンプに行ってきました。
この日は今年制定された山の日ということで、皇太子ご一家が来られて式典に出席されたみたいです。
しかも自衛隊のヘリコプターで来られたらしいですよ。
バタバタバタバタってはしごを使って登場されたんですかねー。
一応、前情報で来られることは知っていましたが、あまり興味が無かったので、見に行きませんでしたが。
深夜自宅を出発して、早朝4時にさわんど大橋に到着、そこからバスに乗れると思ってたんですけど、最近はさわんどバスターミナルが始発なんですね。
以前はさわんど大橋が始発だったのになぁ。
結局バスに乗ったのが午前5時半になってしまいました。
午前6時、上高地バスターミナルに到着して、小梨平のキャンプ場まで15分くらい歩きます。
キャンプ場受付で、事前に予約しておいたレンタルテントのチェックインをするんですけど、当然まだ前泊者がいますので、午後からのチェックインになります。
とりあえず、宿泊の支払いを済ませて荷物を預かってもらいます。
ちなみにレンタルテント宿泊者は荷物の預かり料が無料です。
さぁ、重い荷物も預けたところで、家族は明神池だか、大正池だかに行くみたいですよ。
私はそんなものには興味がありませんので、キャンプ場に残って、午前7時まで20分ほど待ちます。
何を待つかというと、食堂が開くのを待つんです。
上高地のバスターミナルでおやきをひとつ食べただけなので、もう腹ペコなんです。
食堂入り口にはこんなメニューがあるんですが、私はもう決めているんです。
8月とは言え、ここは標高1,500メートル、東京と比べても気温差は10度~15度違います。
長袖シャツを着ていても少し寒いくらいですので、やっぱり温かいものが食べたいですよねー。
さあ、午前7時、オープンです。
早速、店内の券売機に向かいます。
先客2名、先に入られてしまいました。
まずは心に決めていた、おでん【単品】500円のボタンを。
あれっ?
ボタンに×印がついてる。
そっか、まだ朝早いからモーニングメニューしかダメなのか~。
そう判断し、しかたがないので朝定食(和食)800円のボタンをポチり。
若い女性の店員さんに食券を手渡します。
すると、半券を手渡され、
店「こちらの番号でお呼びしますので。」
との事。
私「すいません、おでんとかって何時から食べれるんですか?」
店「10時からです。」
私「わかりました。ありがとうございます。」
私「あっ、それと、あっちの売店で買った飲み物なんかをこっちの食堂に持ち込んで飲むのって大丈夫ですか?」
店「はい、大丈夫ですよ。」
私「そうですか、すいません。」
そう言って景色の良い、窓際の席に着席します。
ただし、窓が開放されているので寒いんです。
でも、おひとり様なので、話し相手もいなく、景色でも眺めてるしかないですから。
店「○○番の券をお持ちのお客様~!!」
おっ、呼ばれました。
っていうか、早いっす。
ラーショ並みっす。
2分経ってないですよ。
ということで、着盆です。
これで800円ってやっぱり観光地価格ですね。
さばみそ、卵焼き2切れ、ひじき煮、ポテトサラダ、千切りキャベツ、のり、漬け物にご飯とみそ汁です。
ちなみに味変アイテムは食堂レジ前にいろいろありますよ。
お冷やもお茶もセルフでお願いしますよ。
ちょっと厨房を覗き込むと、なんでこんなに提供時間が早いのか理解できました。
マスターが大量に作り置きしてます。
しかも、朝定食(和食)ばっかり。
これで、料理がぬるいのもうなずけます。
お味のほうも、正直言ってコンビニで買ったほうが正解だと思います。
まぁ、味覚は人それぞれですので・・・。
では、一応お料理もそろったところで、売店のほうへドリンクを買いに。
こちらの店内、食堂と売店が中でつながっているので、その点が便利です。
持ち込みもOKだし。
売店のほうは、観光地価格ではなく、下界とそんなに変わらない価格設定でホントうれしい限りです。
商品ラインナップも豊富で言うことなし。
泡の出るヤツなんか、食堂で発注すると500円ですけど、売店で買って持ち込めば330円で済みますから。
ササッと買って席に戻ります。
朝定食をつつきながら、ひとりでやってると、食堂のテレビでオリンピックが放映されてますので、ちょうど良いタイミングです。
あぁ、やっぱり、大正池なんか行かなくて良かった。
卓球のシングルス見てたほうがいいわ。
愛ちゃんガンバレ!!
昔は泣き虫愛ちゃんとか言われてたのが、今じゃ女子最年長でオリンピックですから、みんな年をとるんですよねー、やっぱり。
なんてテレビ越しで応援してると、結構いるんですね。
おひとり様。
どの席にしようか、右往左往されていたので、こちらの席が空いてますよ、と隣のテーブルをおすすめしました。
卓球の試合もあまり良い流れではなかったので・・・。
やっと、話し相手ができたところで、少しつまめるものを。
野沢菜【単品】300円です。
午前10時も過ぎましたので、おでんも発注したんですけど、がっついてしまい写真はありません。
気温も少しずつ上がってきてちょうど良い感じです。
ドリンクも売店で追加購入し、気がつけば話し相手ももうひとり増えてます。
また、小腹が空いてきたのでミックスピザ400円を発注します。
これ、チーズたっぷりで結構いけます。
朝定食に800円払うなら、ミックスピザをふたつ発注したほうがいい感じです。
まぁ、味覚は人それぞれですので・・・。
そんなこんなで時計は午後3時をさしています。
そろそろお開きにしてテントのほうに行きますか。
さすがに家族から何しに来たの、って怒られそうだし。
自分のテントも設営しなきゃだし。
今回、レンタルテントは二組借りたんですけど、それは家族用で、私はソロテントを担いできたので、それを張って寝るという感じなので、ちょっとめんどいんです。
ちなみに、レンタルテントが設営されているスペースは、持ち込みテントを張ることはできないんですけど、家族がレンタルテントを借りている場合はOKみたいです。
レンタルサイト付近には、こんな人類のパイセンも。
こっちは比較的、きれいなテントなので大人用。
こっちは少し汚いので、子供用。
どちらも200×200cmとのことで、4人が寝るにはちょっと厳しいサイズです。
せいぜい大人2人、子供1人だと思います。
テント前で、BBQなんかもOKですが、持ち込みの焚き火台やコンロはダメなんです。
受付でレンタルコンロを借りてジュージューしなければいけません。
何でなんすかね~?
もちろん、直火もNGです。
何年か前までは大丈夫だったんですけどね。
さぁ、では、そろそろ夕飯の支度をしなくてはいけませんので、先程の売店で食料を調達です。
いやぁ、何でも売ってますねぇ。
ここからは、売店で販売されている物を写真で紹介していきます。
野菜はひとつ80円くらいで販売されてます。
生卵は50円、ゆで卵はレジ前で60円にて売られています。
店頭に商品が無くなると、すぐ補充してくれるので、結構在庫はありそうですね。
ちなみに骨付きカルビのお肉800円はこんな感じです。
結構脂っこいので、私はひとつだけで残りは子供へ。
肉類はちょっとお高めなんですけど、ほかはほぼ下界価格です。
車では来れないので、持ち物が制限されるためこの品揃えはうれしいですよね。
持ち物といえば、私の場合はちょっと荷物が多かったので、リュックのほかにキャリーに荷物を積んで行ったんですけど、これが結構便利なんです。
キャリーってこんなやつです。
キャンプはもちろん、子供の運動会とかプールや海水浴、BBQなどでかなり使えます。
上高地まではバスのトランクに入るので、全然問題なしです。
以前行った時はこんなキャリーを使ったんですけど、キャンプ場までは砂利道の場所があってちょっと苦労しましたが、行けなくは無いです。
横長の25リットルクーラーボックス2つ分くらいなら、安いこちらで十分だと思います。
ただし、途中にはかなりガッタガタの箇所もありますので、それに耐えられる方用ですね。
10分くらいの道のりですが、女性には厳しいかもしれません。
それと、上高地常連の方に聞いたんですけど、もっとたくさん荷物を持って行きたいって人には裏技があるみたいです。
キャンプ場に行くと、6人用とか8人用のテントを張ってる人が何組かいるんです。
さらにメッシュのタープも張ったりして。
あんなのバスに載せて担いでくるのはちょっと無理です。
どういう風に持ってきてるんだろうと疑問に思っているところ、教えていただきました。
それは、荷物を上高地に送っちゃうらしいんです。
上高地にはバスターミナル近くに郵便局があって、下界からそこにゆうパックなんかで送れるみたいなんです。
それで大きなテントを張って、夏の暑い1ヶ月とか2ヶ月をそこで過ごすなんて人もいるみたいっす。
持ち込みテントは1泊800円ですから、できなくは無いですよね。
必要なものは売店に揃ってるし、下界からも送ってもらえるし。
でも、そんなことできるのは、学生かリタイヤ組でしょうね。
私も将来はそんな事をしてみたいです。